昨日、開催された競馬のG1レースである天皇賞・春ですが、1番人気で連覇がかかるフィエールマンがハナ差で優勝しました。
春天の連覇は、史上5頭目となる快挙だそうです。
過去の連覇達成した競走馬をチェックしたら本当に豪華メンバーでしたね。
メジロマックイーン、テイエムオペラオー、フェノーメノ、キタサンブラックですからね。この名馬たちに肩を並べただけでも凄い馬です。
そして、フィエールマンには是非とも史上初の天皇賞・春の3連覇を達成して貰いたいです。(天皇賞3勝馬は、オペラオーとキタサンのみ。盾(春・秋・春)3連覇は、オペラオーのみなので・・・。)
フィエールマンの天皇賞・春 2020
第161回を迎える2020年の天皇賞・春は、京都競馬場で5月3日(日)に良馬場のなか開催されました。
私はテレビでこのG1レースを視聴しました。
現在、新型コロナウイルスの影響で競馬場も無観客になっているんですよね。なので、G1でも最高峰レースと言われる天皇賞が、何だか味気ない感じがしました。
いつもなら来賓の皇室関係者が画面に映ったりG1ファンファーレで盛り上がったりゴール手前で外れ馬券が紙吹雪状態になったりと見応えありなのですが、寂しいレースだなと感じました。
それでも今年、2020年の天皇賞・春はレース自体は接戦で見応えがありました。
11番人気のスティッフェリオとのハナ差決着になった天皇賞ですが、フィエールマンの騎乗は、ルメール騎手という事でやっぱり上手いなと感じました。
ルメール騎手は、天皇賞(春・秋)の4連勝だそうです。
勿論、伏兵のスティッフェリオに騎乗した北村騎手も素晴らしいのですが・・・。
しかし、フィエールマンって天皇賞・春は昨年もクビ差で菊花賞もハナ差でした。ハナ差圧勝という言葉がありますが、そういう勝ち方をする馬って本当に強いんですよね。
天皇賞・春 2020の着順について
1着 フィエールマン(牡5) C.ルメール
2着 スティッフェリオ(牡6) 北村 友一
3着 ミッキースワロー(牡6) 横山 典弘
4着 ユーキャンスマイル(牡5) 浜中 俊
5着 トーセンカンビーナ(牡4) 藤岡 康太
6着 キセキ(牡6) 武 豊
7着 モズベッロ(牡4) 池添 謙一
8着 メイショウテンゲン(牡4) 幸 英明
9着 ダンビュライト(せん6) 松若 風馬
10着 エタリオウブリンカー(牡5) 川田 将雅
11着 メロディーレーン(牡4) 岩田 望来
12着 ミライヘノツバサ(牡7) 木幡 巧也
13着 マルチハッピーグリン(牡5) 和田 竜二
14着 シルヴァンシャー(牡5) M.デムーロ
人気どころでは、2番人気のユーキャンスマイルが4着、3番人気のキセキは6着、4番人気のミッキースワローが3着に入りました。
1番人気のフィエールマンが優勝した事もあり上位人気馬の大崩れはなかったですね。ただ、11番人気のスティッフェリオ2着は本当に驚きましたが・・・。
フィエールマンの次走は宝塚記念?
2年連続の天皇賞・春を制したフィエールマンですが、気になるのは次走になります。
フィエールマンの過去、G1レース優勝はすべて長距離でした。菊花賞と天皇賞・春×2と全て3000m以上です。昔は、長距離のレースを勝てば名馬の仲間入りという感じでしたが、ここ最近は、軽視されているような気がします。
天皇賞・春を連覇した他の名馬たちは、フェノーメノ以外他の中距離レースも勝っているので、ここは箔をつけるためにも長距離レース以外でも結果を残してほしいですね。
フィエールマンの陣営は、今後について福島にあるノーザンファーム天栄に放牧に出してから状態をみて6月28日に開催される宝塚記念に出走すると発言しています。
宝塚記念がフィエールマンの次走だったらとても楽しみです。
フィエールマンの血統について
フィエールマンの血統についても紹介しておきます。
ノーザンファームの生産馬で、美浦の手塚貴久調教師の厩舎に所属しています。
父が、ディープインパクト。母がリュヌドールで母の父がグリーンチューンです。ディープインパクト産駒でG1を3勝している牡馬はフィエールマンのみです。(顕彰馬ジェンティルドンナもディープインパクト産駒ですが、牝馬なので。)
そういえば、フィエールマンの全妹であるエクランドール(牝2)はこれからデビューすると思うのですが、兄のような活躍を期待してしまいますね。