元競走馬のビワハイジが、老衰で亡くなりました。
29才でした。

ビワハイジ!?
・・・ビワハヤヒデって確か2年前に30才で亡くなってたよな?と思っていたらビワハイジの方でした。

29才なら大往生ですね。ビワハイジは、産駒に名牝ブエナビスタがいることは知っていましたが、どんな競走馬だったかや他の産駒についてはあまり知らなかったので調べてみました。


競走馬としてのビワハイジ

競走馬としては大往生だったビワハイジですが、その競走馬時代はライバルに女傑エアグルーヴがいた事もありG1勝利は阪神3歳牝馬ステークス(1995年)のみとなりました。

この3歳時の活躍によりエアグルーヴを抑えてJRA賞最優秀3歳牝馬に選出されています。

古馬になってからもG1勝ちこそなかったのですが、重賞を勝利しました。本当にエアグルーヴがいなければという感じでしたが、それでも繁殖の方ではエアグルーヴよりもリードしていたようです。

また、ビワハイジは牝馬ながら果敢に日本ダービー挑戦した事でも有名だったそうです。結果は残念なことに13着でしたが、挑戦した事に意義があって後の牝馬のダービー挑戦に繋がった事と思います。

古馬になってからは、G3の京都牝馬特別(1998年)に勝利しています。

繁殖牝馬としてのビワハイジ

ビワハイジは、現役競走馬時代にG1勝利しただけでなく産駒もとても優秀な馬が多かったです。重賞勝ちした産駒は6頭と史上最多の記録を持っていました。

代表産駒は、勿論、G1・6勝の記録を持つブエナビスタです。その他にも2011年の阪神JFに勝利したジョワドヴィーヴルやアドマイヤジャパン、アドマイヤオーラ、トーセンレーヴ、サングレアルなどを産みました。牝馬に優秀な仔が多い印象ですね。

2015年には、繁殖を引退していましたが、余生はノーザンファームで穏やかに過ごしていたようですね。

ビワハイジとノーザンファーム

ビワハイジの引退後の繁殖入りは、最初はノーザンファームではありませんでした。

育成牧場である早田牧場の新冠支場で繋養されていました。しかし、早田牧場が倒産したためノーザンファームに移りました。

はっきり言ってノーザンファームは凄い儲けものでしたよね!

早田牧場ももう少し踏ん張っていたらと思わずにはいられません。タラればですが・・・。