新型コロナで低迷している観光業界を支援しようと国が Go Toキャンペーンを計画しています。

まだ、詳細は公表されていませんが、多分、過去のふっこう割と似たような支援策になるかと思います。

また、独自の観光業支援策を打ち出している自治体もあります。例えば、鹿児島県は「ディスカバー鹿児島キャンペーン」がそうです。鹿児島県民が県内で利用できる宿泊券が販売されるそうですよ。

ここでは、国の支援策である「Go Toキャンペーン」について紹介しますね。


Go Toキャンペーンの内容

Go Toキャンペーンの内容は、過去に災害で大きな被害に見舞われた観光地を応援する形の「ふっこう割」を基準とした支援策だと思われます。それに地域のプレミアム商品券をプラスした感じですかね?

Go Toキャンペーンでは、国内旅行のツアー代金や宿泊料金を半額で利用できるクーポン券が発行されます。最大で1泊あたり2万円としています。さらに、飲食店の予約に使えるプレミアム付きのクーポン券やイベントのチケット割引券が発行されるとの事です。

Go Toキャンペーンの予算は、約1兆7000億円なので、最近のふっこう割で予算を組まれた2018年の北海道胆振東部地震での約81億円とは比較にならないほど大きな予算だという事が分かりますね。

Go Toキャンペーンはいつから?

まだ詳細は発表になっていないのですが、Go Toキャンペーンで使えるクーポン券の発行は、2020年7月下旬から発売となっています。

7月下旬は、県内移動が対象になるそうです。そして、8月以降からは都道府県をまたいだ移動を含めたクーポン券になるようですね。

という事は、飛行機などを使った国内旅行ツアーは、8月以降に販売されるという事だと思います。7月中は、近距離のホテルや旅館にその地域に住む方限定のクーポン券発行となるのでしょうね。

飛行機

旅行会社はJTBやH.I.S、阪急交通社や近畿日本ツーリスト、楽天などで取扱いすると思います。

私が気になるのは高速道路です。確か、新型コロナが落ち着いたら高速無料化を実施して云々とニュースで見たような気がしますが、県をまたいでの移動となるのでそれも8月以降になるのかな?

Go Toキャンペーン 新型コロナの第2波が来たら?

観光業界の景気が少しでも戻るのならば、Go Toキャンペーンの実施は良い事だと思いますが、心配事もありますよね。それは、やっぱり新型コロナの第2波が来たらどうするのかです。

やっと首都圏などは、緊急事態宣言が解除されたばかりです。これで多くの人が又、出掛けたらあっという間に新型コロナの感染拡大が広がるのではないかという危機感があります。

それに夏休みが短縮されてるので、その夏休みの2週間?に予約が集中しそうな気がします。

なのでGo Toキャンペーンの実施は、緊急事態宣言が解除されたばかりの今ではなく、様子見した後でも良かったのではないかと思います。