日本一の名旅館として有名な石川県七尾市にある 加賀屋ですが、こちらの旅館も甚大な被害があってしばらく休業することが自社ホームページに掲載されていました。
能登半島地震があった2024年元旦は、加賀屋の客室がほぼ満室だったそうです。加賀屋のある和倉温泉は七尾湾のすぐ近くなので大津波警報が出た際、宿泊客はみんな近くの避難所に歩いて向かったとの事です。
避難所では、さすが「日本一の加賀屋」と思わせる素晴らしい被災者支援やおもてなしがあったそうなので下記にて紹介しておきますね。
加賀屋 避難所や宿泊者への支援
加賀屋が行った避難所や被災者への支援についてニュース記事でも取り上げられていましたが、私はSNSで知りました。本当に素晴らしいと思ったので抜粋しておきます。
①加賀屋グループのホテル・旅館に宿泊した人の中で電車で来た人には金沢までのバスを手配してくれた
②避難所への支援も早くお土産品のお菓子やお茶、水、布団や毛布なども大量に持ち込んでくれた
③宿泊者が荷物を取りに部屋に戻るのは地震の影響で危なかったためスタッフが取りにいってくれた
④避難先のトイレの水は加賀屋グループのスタッフがバケツリレーで組んでくれたので確保できた
このほかにもまだまだ加賀屋の素晴らしい対応があるようです。加賀屋ほどの大きな旅館だとお土産品や食料、布団や毛布なども沢山あったのですね。被災者も避難所でのつらさが少し和らぎますよね。
加賀屋 2024年の休業はいつまで?
加賀屋の休業が発表になりましたが、いつまでに復旧するのかはまだわかっていない状態です。まだまだ、被災状況が把握出来ていないはずなので当然ですよね。
ホテル内の壁やタイルなどに損傷があるほか和倉温泉やその周辺のインフラが被害を受けているという事なので見通しが立たないのでしょう。
加賀屋によると2024年1月末までの予約分は、キャンセル扱いになり返金するとしています。同様に他の加賀屋グループ(あえの風、松乃碧、虹と海)も休業するそうです。2月以降に関しては状況次第になるそうでわかりしだいホームページで公表するそうです。
折角、新型コロナが落ち着いてきてお客さんが戻ってきたところだったと思います。そこに、今回の大地震です。加賀屋だけでなく勿論そのほかの宿泊施設もここで踏ん張ってほしいです。そして、営業再開を心待ちにしたいと思いますね。
加賀屋グループの違いを紹介
和倉温泉は、「加賀屋」をはじめ高級旅館のイメージが強いです。でも加賀屋グループの中にも比較的リーズナブルに宿泊できる施設もあります。
ここでは、加賀屋グループの宿泊施設とその違いについて紹介しておきますね。
加賀屋 プロが選ぶホテル・旅館の連続1位
加賀屋は、プロが選ぶホテル・旅館100選の総合1位を連続で受賞しているまさに日本一の名旅館であります。料金は部屋のタイプによって幅があります。平均2~3万円台ですかね?
あえの風 加賀屋グループのリーズナブルな宿
加賀屋グループは高級旅館ですが、その中でも一番リーズナブルなのが「あえの風」です。それでも加賀屋の最高のおもてなしが受けられるのです。そして、グループの中では最も景観が良いとされています。七尾湾を望む立地が最高!
松乃碧 加賀屋グループの最高級旅館
加賀屋別邸と名が付く加賀屋グループの中では最高級のお宿。それ故、料金も一番高い。オールインクルーシブのホテルとしても有名です。館内はまるで美術館のようです。大人の落ち着いた宿に泊まりたい方向けです。
虹と海 ビュッフェスタイルで女性人気の宿
ビュッフェスタイルが人気の女性向けのお宿です。趣向を凝らした様々なプランがあり新しいスタイルの旅館の印象です。全室オーシャンビューなのも魅力の一つですね。