2024年元旦の巨大地震、翌日には日航機と海保機の衝突事故と立て続けに大きな災害や事故が起きています。安否不明者がいまだに把握できていないことや被害状況もまだはっきりしない中、SNSの投稿をチェックすると避難所の様子を伺い知ることが出来ます。
その中で、とても気になったのが避難所がとても寒いという事です。北陸、しかも被害の大きい能登半島はもともと冬になると極寒の地でもあります。そんな避難所での寒さ対策に寝袋があると助かるという書き込みをいくつか見つけることが出来ました。
確かに毛布やストーブだけでは暖をとるには不十分だと思いました。災害用寝袋を個人だけでなく各自治体でも用意しておくといいかもしれませんね。
災害用にシュラフ(寝袋)がおすすめ
寝袋のことをシュラフと言う人が多いらしいですね。私は寝袋ですが・・・。シュラフはドイツ語の「シュラフザック」の略だそうです。
寝袋は、読んで字のごとく袋状になっている寝具用品を指します。キャンプや登山などアウトドアで使用される事が多いです。テントで寝る際に使用します。
ここ数年の間に防災用品として活用されるケースも増えてきています。非常食や水などと違ってシュラフは一度購入すればずっと使えるものだし洗濯も出来て持ち運びもかなりコンパクトに出来るので楽です。
寝袋のマミー型vs封筒型
寝袋のタイプは、大きくわけて2種類あります。
マミー型と封筒型です。
寝袋のマミー型は、形状が人間の形にフィットするように出来ています。眠る姿がミイラ(マミー)に似ているのでその名が付いたそうです。マミー型の一番の特徴は、保湿性が抜群で頭からつま先まで覆うことが可能なので寒さにも強いと言われています。
寝袋の封筒型は、形状が封筒のように長方形になっていることからこの名が付きました。ファスナーが付いているので、布団と毛布のように使えるのが特徴です。小さい子供がいる家庭では、このタイプの寝袋が安心だと思います。
災害用シュラフに適しているのは、大人だけの場合は断然マミー型です。コンパクトに畳めるので普通にリュックにも入るサイズになります。一方、添い寝が必要な子供がいる場合は、封筒型がおすすめです。
【寝袋ランキング連続1位獲得】 -15℃ 冬用寝袋(シュラフ) 封筒型
災害用シュラフはどこに売ってる?
寝袋(シュラフ)は、どこに売ってるのかですが、ニトリやワークマンなどの店舗で売ってるほか、楽天市場などインターネットショップでも取り扱いが多数あるようです。
ワークマンで売れ筋の寝袋は、着たまま日常生活を送れるという商品です。動いたり歩いたりするのが寝袋なのに気にならないらしいです。
寝袋取り扱いのメーカーやブランドは、コールマンやモンベルやナンガやロゴスなどが人気高いですね。楽天で先ほど、検索してみたら沢山の商品がヒットしました。⇒楽天市場
もしものために揃えて置きたい方は、「災害用寝袋」や「非常用寝袋」で探してみて下さい。ふつうの冬用寝袋の中に災害用シュラフ(寝袋)に代替えできるような商品も勿論ありました。値段も5,000円でおつりがくるものが多いです。
避難所での寒さ対策
寝袋以外に活用できそうな避難所での寒さ対策を紹介しておきますね。
毛布やストーブなども大抵の避難所には用意されていると思うので、それ以外の寒さ対策になります。
・換気以外は扉や窓の開け閉めを少なくする
(SNS上で寒い原因として多く上がっていました)
・床に畳・マット・段ボールなどを敷いておく
(そのまま床に座るととても冷えるとの事です)
・冬山で使うような断熱入りのマットやシートを活用する
(間仕切りにも使えそうですね)
・隙間風対策として扉や窓の隙間にガムテープなどを使う
(電気の節約で家でも実践している方も多いそうです)