甚大な被害をもたらした台風2号ですが、人命救助で大活躍したのがレッドサラマンダーです。

被災地でもある愛知県岡崎市に配置してあった特殊大型水陸両用車のレッドサラマンダーは、日の目を見ずに宝の持ち腐れなんて言葉で揶揄されてきましたが、ここにきてレッドサラマンダーの凄さが絶賛されています。


レッドサラマンダーが岡崎市で大活躍する

台風2号の被害で愛知県岡崎市は、道路だけでなく住宅の浸水や冠水も相次ぎました。孤立してしまった市民を助けるためにレッドサラマンダーは岡崎市内7か所に出動したそうです。

地元の人たちは、レッドサラマンダーが活躍する姿を沢山目撃したようで次々とSNSに写真付きでアップされていました。

全国で2台しかないと言われるレッドサラマンダーは、配備してあるとはいえ岡崎市内で活動するのは今回がはじめてでした。やっと岡崎市民にも認知して貰えたのではないでしょうか?

なぜ岡崎市にレッドサラマンダーが配備されたか?

愛知県岡崎市になぜレッドサラマンダーが配備されたのか?

岡崎市が日本のちょうど真ん中にあり南海トラフ地震が想定される中で内陸に位置していて津波が受けにくくすぐに出動できると判断されたためです。

レッドサラマンダーは、まだ日本に2台しか配備されていません。年々、豪雨被害なども多くなり全国にいくつか配備されるかもしれませんね。

レッドサラマンダーのメーカーはモリタ!

特殊車両のレッドサラマンダーについて紹介しておきますね。

レッドサラマンダー
画像参照元:株式会社モリタ様
https://www.morita119.jp/fire_engine/special/redsalamander/

レッドサラマンダーは、ご覧の通り鮮やかなレッドをしたボディが特徴です。そして、大型車両が2台連結されています。

主に走行が難しくなる災害現場での人命救助を目的とした特殊車両です。浸水した場所だけでなく土砂の中でも活動可能です。

レッドサラマンダーが配備されるきっかけとなったのは、東日本大震災です。2013年に岡崎市の消防本部にはじめて配備されました。ちなみに2台目は大阪市消防局に配備されています。

レッドサラマンダーの国内メーカーは、兵庫県三田市に本社がある株式会社モリタです。こちらの会社は、消防車両メーカーの最大手になりますね。

レッドサラマンダーのスペックをみると、燃料容量500L・燃費リッター1kmとあります。水深1.2メートルまで走行可能だという事です。

そして、レッドサラマンダーの購入価格は約1億円という情報もありました。

レッドサラマンダーの見学ができるイベントとは?

レッドサラマンダーを間近でみることができる見学会やイベントがあるのでしょうか?

残念ながらそういう情報は今のところ探すことが出来なかったのですが、先週の岡崎城での乙川河川敷イベントでレッドサラマンダーの見学ができたそうです。もしかして試乗も出来たのかも??

レッドサラマンダーのトミカ製ミニカーが人気!

レッドサラマンダーは、レプリカというかミニカーが発売されています。小さな男の子にプレゼントしても良さそうですよね。


タカラトミー「全地形対応車両 レッドサラマンダー エクストリームV」

レッドサラマンダーのトミカ製ミニカーが人気を集めています。値段も3千円前後ですし・・・。楽天市場のレビューをみるとかなり好評でした。

詳しくはこちらです。