沖縄のシンボル、沖縄の象徴、そして沖縄の心ともいわれる世界遺産にも登録されている首里城。首里城の正殿、北殿、南殿などが全焼するという被害に遭ってしまいました。
首里城の火事は、早朝に目が覚めた時にテレビをつけたら驚くべき光景が映っていて、首里城どころか沖縄自体も訪れたことがない私ですらとてもショックだったので、沖縄の方々の衝撃は相当なものだったと思います。
首里城とは?
先述した通り私は沖縄県を訪れた事がないので、国内旅行するならいつかは沖縄に行ってみたいと思っていました。今年の1月に30年という歳月を掛けてやっと復元完成した首里城、その姿を見ることが出来ず、本当に本当に残念で仕方がありません。
首里城は太平洋戦争をはじめ過去に数回、火災に遭っているので出来た当時のお城ではありません。世界遺産登録されたのも首里城の基礎部分なんですよね。
それでもあの朱色の独特な建築様式の首里城をこの目で見たかったです。
首里城についてもう少し解説しておきますね。
首里城があるのは沖縄県の県庁所在地、那覇市です。2000年に世界文化遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」の構成資産の一つとして首里城は登録されました。
首里城は、450年続いたといわれる琉球王国の王様、王家の人々が住んだお城です。時代にすると室町時代の中期から明治初期ですね。琉球王国は、1609年に薩摩藩の侵略を受け属国になりますが、明治時代に入り琉球藩、そして廃藩置県で沖縄県の設置が決まり琉球王国は滅亡、王族は華族になったようです。最後の国王も侯爵の身分になったようですが、首里城の明け渡しや琉球藩の廃止などに伴いひと悶着があったようです。
首里城の火災原因は?
首里城の火災原因ですが、この記事を書いている現時点ではまだ判明していません。
首里城火災の本格的な現場検証がはじまったばかりという事もありいまだに判明していませんが、首里城の建築様式にも使われている漆塗りなどの影響もあって火が一気に広がり大火事になった可能性もあるかなと感じています。
首里城の再建に向けての寄付
首里城の再建に向けてネット上でも様々なプロジェクトが立ち上がっているようです。寄付サイトもありますが、ふるさと納税なども再建支援プロジェクトと題してふるさとチョイスで寄付を募っていたので利用してみるのも良いかもしれません。
ふるさとチョイスでは、たった2日間で約7千3百万円もの寄付が集まっていました。寄付金額の目標は、1億円なのであと数日で目標達成すると思われます。
沖縄のシンボル「首里城」再建支援プロジェクト
(ふるさとチョイスより)
今年は、台風被害も大きく日本国内の様々な自治体で復興支援を募っているところが多いです。支援したいと思う自治体に寄付をするのが一番ですね。
沖縄は首里城以外にもおすすめ観光スポットが多い
沖縄と言えば首里城、沖縄観光スポットとしても人気がありました。年間の観光客は280万人を超えるという首里城は、国内外、いまは修学旅行生達で賑わう季節でもありますね。
なので、首里城の火災で観光客の激減を心配する声が上がっているのも無理がありません。
首里城への観光客の影響を一番受けるのは、首里城のまわりで営業しているお土産屋さんや飲食店などかなぁと思います。本当にお気の毒ですが、首里城は全てが焼け落ちたわけではなく、小高い山の上にありそれを活かした観光が出来るのではないかと思いますが・・・。
又、沖縄県は本土だけでも沢山の観光スポットがあります。
首里城から車で15分から20分位にあるという国際通りは繁華街ですし日中は買い物を楽しんだり夜はお酒を楽しむのも良いですよね。
人気の美ら海水族館もあります。美ら海水族館は、道の駅許田やコンビニで割引券を購入するとお得に水族館を楽しむことが出来ます。
万座毛は夕日が綺麗にみえる場所として有名です。レンタカーを借りて絶景の海を眺めのもおすすめです。
そして、那覇市からは遠いかもしれませんが、パワースポットとして有名な斎場御嶽があります。斎場御嶽も首里城と同様に世界遺産の構成資産の一つですね。
他にも今帰仁城跡、パイナップルパーク、ひめゆりの島なども人気があります。