今年の大河ドラマ 麒麟がくるは、評判も良くて私も久々にハマって観ています。大河ドラマの主人公は、明智光秀です。そんな明智光秀にゆかりのお祭りが、今まさに開催中なんです!

それが、北陸三大祭りの一つ 三国祭です。

折角、明智光秀が主人公の大河ドラマの年なのに残念ながら新型コロナの影響で、一部規制があった三国祭ですが、無事に開催された事は嬉しい限りですね。


三国祭 2020は無事に開催された

2020年の三国祭は、5月19日(火)~21日(木)の3日間かけて行われました。

三国祭は、福井県坂井市三国町にある三國神社で行われる春のお祭りですが、その歴史は古く約260年もの伝統があるそうです。2006年には福井県指定無形民俗文化財にも登録されています。

毎年、同じ日に開催されるのですが、19日・例大祭、20日・中日祭、21日・後日祭となっています。その中で、一番の盛り上がりを見せるのが20日の中日祭になります。

中日祭では、町内を山車が練り歩く巡行を観ることが出来ます。

町内を練り歩く山車は、6基ありそれぞれ高さが最大で6mもあるらしいです。笛太鼓のお囃子や行列、神輿など見応え十分で非常に熱気があって賑やかになるそうですよ。

今年は、残念ながら山車の巡行など外で町内を練り歩く行事は中止となってしまいました。そのかわりに山車の展示がありました。

いつもなら三國神社の参道に露店がずらっと並び、何と400軒もの数になるらしいので、さすがは北陸三大祭りの一つですよね。

 北陸三大祭り

御車山祭(富山県高岡市)・・・5月1日
三国祭(福井県坂井市)・・・5月19日~21日
青柏祭(石川県七尾市)・・・5月13~15日

三国祭の山車について

三国祭の最大イベント(?)でもある山車の町内練り歩きについてもう少し詳しく紹介しておきますね。毎年、三国祭で練り歩くのは6基の武者人形などの山車です。

2020年の山車番の担当になったのは、三国祭保存振興会の「明智光秀」をはじめ、岩崎区の「本多忠勝」、真砂区の豊臣秀吉、下錦区の武田信玄、松ケ下区の暫、中元区の勧進帳でした。

明智光秀の山車、観たかったなぁ~。コロナがなかったら大河ドラマの影響もあって沢山の観光客が訪れたと思うと残念ですよね。

でも折角、1年かけて準備した山車なので、お祭りの日は格納庫を開けて披露してくれました。

明智光秀の山車は、白馬に乗って凛々しく今にも出陣しそうな感じだという事です。今年は、光秀の山車もステイホームという事で・・・。

三国祭の時はこうやって6基の山車がお披露目されますが、実は他にも数多くの山車があります。町の地区毎に持ち回りで山車番を務めることになるようです。その中で、地区ではない三国祭保存振興会だけ毎年山車番を務めますが、他は3~8年程だという事です。

今の主流の山車は、4~5mですが、昔は10m以上のものもあったそうです。凄いですね~是非、観たい!と思っていたら みくに龍翔館 別館という施設に10m超えの山車が展示してあるそうです。興味のある方は是非、訪れてみて下さいね♪

 みくに龍翔館 別館

場所:坂井市三国町緑ヶ丘四丁目2-1
ホームページ:https://www.ryusyokan.jp/

三國神社について

三國神社

三国祭が行われる福井県坂井市三国町の三國神社ですが、どんなところなのかなぁと思い参拝したことのある方々の口コミを読んだら訪れてみたい神社のひとつになりました。

三国港にも程近く、九頭竜川を見下ろす小高い丘の上にある三國神社は、昔、大繁盛したという三国港の名残を残す壮大で立派な山門とお社があるそうです。

オリジナルの御朱印帳もあるらしい!

場所:福井県坂井市三国町山王6丁目2-80
ホームページ:http://www.mikunijinja.jp/
(この頁の画像は全て三國神社様よりお借りしました。)