毎日、暑い日が続いていますね。しかも線状降水帯の発生で記録的な大雨が続き日本各地で災害が頻発しています。
台風や大雨による被害は、毎年のようで珍しいことではなくなっています。これも地球温暖化の影響による異常気象なのでしょうか?
このまま時が過ぎると米国やヨーロッパでよく発生するヒートドーム現象が、日本にも現れるようになったら大変です。もっと被害が拡大してしまいます。
ヒートドーム現象とは?
ヒートドーム現象について解説します。
ヒートドームとは、高気圧が同じ場所に数日から数週間続いた場合に高気圧の塊の下にとても暖かい空気を閉じ込めたような感じになる事です。
ヒートドーム現象は、鍋にお湯を沸騰させて蓋をした状態とでも言いましょうか?熱がこもっているので記録的な気温になりやすいし山火事や干ばつなども発生しやすいです。
とにかく高気圧が移動できないことでヒートドーム現象が続き、熱がたまり続けてしまいます。海外での災害級の山火事は、ヒートドーム現象が原因だと言われています。
ヒートドーム現象は日本にも!?
アメリカやヨーロッパでよくあらわれるヒートドーム現象ですが、日本各地の異常な暑さももしかしてヒートドーム現象なのか気になるところですよね。
日本も移動しない高気圧の影響で、ヒートドーム現象があらわれているかもしれません。さらに地面のアスファルトコンクリート化でますます熱がこもって悪化させているし。
今年のヒートドーム現象は、世界各地で発生しているようです。イタリアとフランスは、観測史上最高気温を記録しましたし、カナダではすでに900件を超える森林火災が発生しています。また、中国では52.2度まで気温が上昇しました。
ヒートドーム現象の対策とは?
地球温暖化による気候変動は、昔から予想されていました。ヒートドーム現象は当然の成り行きかと思います。
熱を和らげてくれていた森林は、今や世界中で再開発による伐採が進んでいるし道路はアスファルト、車からはCO2・・・防ぎようがない?
でも日本はまだマシで海外はエアコンのないところも多いのだとか。それでもあまりにも猛暑になると停電になるところもあるらしい。もし40~50度の気温でエアコンなしだったら考えるだけでも恐ろしい。