2024年5月から「この世界の片隅に」が初のミュージカル化されて上演されることが発表になりましたね。昔、アニメ版を見てよい作品だなぁと思っていたので舞台化はとても嬉しいです。
ところで、この世界の片隅にがミュージカルするにあたり登場人物のひとりである白木リンが主人公浦野すずとその夫・北條周作との間に三角関係があったと紹介されていて???
原作の漫画には、私が見たアニメ版に描かれていない部分が結構あるみたいです。すず・周作・リンの三角関係についても調べてみました。
ミュージカル「この世界の片隅に」について
東宝制作のミュージカル「この世界の片隅に」は、2024年5月からスタートします。5月が日生劇場、6~7月が全国ツアー公演が開催されます。千秋楽は、「この世界の片隅に」の舞台となった広島県呉市になるみたいです。
キャストは、主演となる浦野すず役がwキャストで昆夏美と大原櫻子なので楽しみですね。すずの夫・北條周作役もwキャストになります。
そして、白木リン役もwキャストで平野綾と桜井玲香が演じます。他に周作の姉・黒村径子役が元宝塚の音月桂に決定しました。
この世界の片隅に のあらすじ
今回、初のミュージカル化が決定した「この世界の片隅に」の原作は、漫画になり2007年~2009年まで「漫画アクション」にて連載されました。
この作品のあらすじは、太平洋戦争時に絵を描くことが好きな浦野すずが、嫁ぎ先の広島県呉市で様々な人々と出逢い戦時中でも明るくどこかほのぼのとした日常生活を描いた傑作ストーリーです。
戦争を扱った漫画というと「火垂るの墓」や「はだしのゲン」が有名です。これらの作品と違うのは「この世界の片隅に」には戦争の直接的な描写がなく戦争時の目をそむけたくなるような悲惨な状態は全く出てこない点です。とは言っても戦争の怖さなどはしっかりと伝えてある作品ではあります。
過去に「この世界の片隅に」はアニメやドラマ、映画化はされており満を期してのミュージカルなので期待が大きいはずです。そういえば、アニメ版のすず役だった能年玲奈の評判が凄く良かったですよね。
この世界の片隅に 白木リンの描かれ方
ミュージカル化される「この世界の片隅に」を紹介する記事で、登場人物の白木リンが主人公夫妻と三角関係にあったという記載がありました。
アニメ版の「この世界の片隅に」しか見ていない私にとっては三角関係というフレーズがまさに寝耳に水でした。アニメ版での白木リンの印象はそれほど強くなくすずが迷子となった先で親しくなった花街の女性の印象しかありません。
しかし、原作の漫画では白木リンがかなり重要人物なようです。その育ちやどんな女性なのか主人公夫妻との関係など丁寧に描かれているらしい。原作の漫画読みたい!!!
調べてみたところ白木リンは幼い頃に親に売られて遊女になった女性で、周作の想い人となり身請けまで考えていたが周作の家族に反対されて代わりにすずを嫁に貰うことになります。
すずと周作が結婚してからは、周作の気持ちはすずにありますが、すずは周作とリンの昔を思うと何か吹っ切れないものがあるようです。
すずと周作とリンの間に三角関係とあったので、もしや浮気や不倫の三角関係かなぁと思ったらそうではなかったようなので一安心(?)でした。