最近、フランス革命に散った王妃 マリー・アントワネットの記事を読む機会が多いです。
5月には、マリー・アントワネットの旅行かばんが競売に掛けられて予想を大きく上回り4万3750ユーロ、日本円に換算すると約516万円で落札されたそうです。
そして、今回は、マリー・アントワネットの手紙に関する事です。マリー・アントワネットの恋人 フェルセン伯爵からのラブレターが現存しているのですが、いままで黒塗りした部分を読むことが不可能でしたが、この度、解読に成功したそうです。
マリー・アントワネット宛の手紙 解読成功
マリー・アントワネットとフェルセン伯爵が恋人同士だったというのは、ベルばらファンや宝塚ファンなら当然知っている事と思います!
私は宝塚ファンであり漫画のベルサイユのばらも好きだったので、マリー・アントワネットとフェルセンのラブレターは、とっても興味があります。
今回、解読に成功したのはフランスの国立公文書館だそうです。ここに保管してあるんですかね?
マリー・アントワネットとフェルゼンは、1789年におきたフランス革命時から2年後にあたる1791年にも手紙のやりとりをしていたそうです。
当時のマリー・アントワネットは、チュイルリー宮殿にて幽閉されていました。
みつかったフェルゼンのラブレターは、黒く塗りつぶされていたそうです。それを蛍光X線分光技術という特殊な技術を使って解読できるようになったらしい。
ただし、その手紙の公開はしていないらしくどんな内容だったのかは今のところ分からない。・・・そこが知りたいんですけどね。
分かっていることは、フェルゼンは王妃であるマリー・アントワネットへの秘められた想いを手紙に明確に示してあることと二人の仲がとても親密だったことです。
二人の間で交わされたラブレターはまだ解明されていないものがいくつかあるそうです。今後、何か新事実が発見されたらと注目してしまいますね。
でもフェルセン伯爵にしたら黒く塗りつぶしたのをわざわざ解読されて読まれるなんて思ってもみない事でしょうね。
マリー・アントワネットとフェルゼン伯爵
フランス王妃マリー・アントワネットは、当然ですが夫がいたのでフェルゼン伯爵とは不倫の関係になります。ただ、この二人はベルサイユのばらの影響からか、不倫愛に思えないところが凄いですよね。
王妃が断頭台で処刑されたことは有名ですが、フェルゼン伯爵の最期はどうなったのか?
「ベルサイユのばら」でも確か描かれていたと思いますが、フェルゼン伯爵の最期も王妃と同じぐらい?いや、それ以上に悲惨な死を迎えているんですよね。
宝塚歌劇では、フェルゼンが断頭台に上っていく王妃に向かって「王妃さまー」って確か叫んで幕が下りてくるというような演出だった気がします。違っていたらごめんさない。この先のフェルゼンがどうなったか迄は流石に宝塚でも上演出来なかったようですね。
ベルサイユのばらは史実通りの名作
宝塚でも大ヒットした「ベルサイユのばら」ですが、マンガもおすすめです。キレイなドレスや煌びやかな宮廷生活やお城など繊細な描写で描かれています。本当に名作中の名作だと思います。
・・・池田理代子さんは漫画の技術も最高ですよね。
そして、「ベルサイユのばら」の主人公であるオスカルやアンドレは、架空の人物ですが、フランス革命やその時代背景は史実通りなので歴史の勉強にもなります。
ベルばらの漫画本を読んだことがない方は絶対におススメなので読んでみて下さいね。
続編のベルサイユのばら外伝もあります。
私は池田理代子さんの作品なら「オルフェウスの窓」も好きでしたね。この漫画も宝塚歌劇で上演されました。オルフェウスの窓には、沢山の女性が登場するのですが、主人公のユリウスよりもアルラウネが一番好きでした。(珍しいかも?)