某女性週刊誌の記事に亡くなった名優、高倉健が長年、生活を共にした内縁妻の事が書かれていました。

17年間もの長い期間を寄り添ってきた内縁妻は、戸籍上は高倉健の養女になって殆どの遺産を相続したそうです。彼女、正式な妻にはなれませんでしたが養女にして財産を相続させる程なので高倉健に凄く愛されたんですよね。

週刊誌の記事には、養女なった内縁妻の告白本「高倉健、その愛。」についてや高倉健と養女の出会い、高倉健の遺族との確執、そして高倉健の元妻であった江利チエミについても書かれていました。

週刊誌の記事を読んで告白本「高倉健、その愛。」を思わずAmazonで注文してみましたよ(笑)

気になる方は是非、本を買って読んでみて下さいね。


高倉健、その愛。小田貴月著

ここでは、私が気になった件「高倉健の遺族と養女との確執」「高倉健と江利チエミの結婚離婚」に触れてみたいと思います。


高倉健の遺族と養女の確執について

高倉健の遺族は、養女が高倉健の葬儀が終わるまでその死を知らせずにいた事に憤慨していた。そして、分骨も許さずに遺族は墓自体がどこにあるのかも知らされていないとの事でした。

又、40億もあると言われる高倉健の遺産がほぼ養女の手に渡った事にも憤慨していて、この養女と連絡の取り用がないので泣き寝入りしているらしい。

でも思ったのですが、籍を入れていないだけで17年間も事実婚状態だったので遺産が養女に行くのはまぁ仕方がないのかなぁと思います。高倉健が養女にしてまで彼女に自分の財産を渡したかったのだろうし・・・。

葬儀や分骨などは遺族側が遺産が手に入らないことで面白くなく悪く言ってるのかなとも思ってしまいました。

でも高倉健の養女は、ネットでみても評判悪いですよね。

告白本をみて言われるほど悪い人なのかぁと思ったのも事実です。

この養女は、現在、55歳だそうです。高倉健は享年83歳で、33歳の年の差があったのですね。

養女は、学生時代にスカウトされたのを機に芸能界入りしました。芸名は、「貴倉良子」と言います。時代劇によく出演していたようですよ。

告白本の筆者名は小田貴月になっています。

高倉健と江利チエミの結婚と離婚について

週刊誌の記事の中で、養女が高倉健と元妻であった江利チエミの住んでいた家(というか土地)や亡くなった二人の間の子の墓を更地にしたとも書かれています。これは、高倉健の遺志だったそうですが・・・。

これを読んで酷いと思う方も多いと思いますが、もし養女の立場だったら前妻と住んでいた家を処分するのも分かる気がしますけどね。

そして、江利チエミについてですが、名前は知っていたのですが、享年45才と彼女も若くして亡くなっているので、高倉健と結婚していたことも知りませんでした。

江利チエミと高倉健は、12年間の結婚生活でした。

江利チエミは、華やかなスター街道を歩んできた一方で家族に恵まれなかったようですね。義理の姉に陥れられて大きな借金を背負うことにより高倉健に迷惑を掛けられないという事で離婚をして自分ひとりで全て借金を返していったようです。

流産や自宅の全焼、身内からの執拗な嫌がらせなど不運がつきまとった江利チエミでしたが、多分、高倉健とのエピソードなど知ると一番愛されたのは彼女だったのだろうなと思います。

そして、告白本を書いた養女は、遺産や遺族との確執とかは全然関係なくもうこの世にいない江利チエミに対する「高倉健に生涯で一番愛されたのは私」というのを世間に知って貰いたかったのでないのかなと思います。結局は、籍を入れて貰えなかったこともあり本のタイトルからもそう感じました。