昨夜の羽生くんの電撃結婚にめちゃくちゃ驚いて記事にしようかと思ったのですが、みんな取り上げている話題なので私は別の話題を一つ書いてみたいと思います。
2025年開催が決定している大阪・関西万博についてです。
海外パビリオン建設の着工が遅れているらしいのですが、そのスピードを上げるために万博貿易保険の導入が決定したようです。
万博貿易保険とは?
万博貿易保険について紹介します。
万博貿易保険とは、大阪・関西万博の海外パビリオン建設において日本国内の建設会社と参加国との間における契約の締結を促し、代金未払いのリスクを防ぐために新しく創設された保険制度です。
万博貿易保険の大きなメリットは二つあります。
①保険料を今までの3分の1にすること
②未払いの場合はほぼ全額補償がある
対象となるのは、大阪・関西万博の海外パビリオン建設を受注した国内の建設事業者です。そして、発注元となるのはもちろん海外の国(約50の国と地域予定)です。
万博貿易保険の窓口は、日本政府が全額出資している日本貿易保険(NEXI)になります。
大阪・関西万博 海外パビリオン建設の遅れ
大阪・関西万博は、2025年4月~10月に開催される予定です。数えてみるとあと2年しかないんですね。
海外パビリオン建設が遅れている原因には、建設資材の高騰が挙げられます。ふつうの住宅でも資材の高騰が問題になってましたから当然の成り行きですね。
そのほか、深刻な人材不足も理由として挙げられますが、今回の保険導入のきっかけとなった海外取引での未払い等のリスクも大きな理由の一つだったかと思います。
万博貿易保険の導入で少しでも建設スピードがアップするとよいですね。
万博貿易保険は税金投入?
政府が決定した大阪・関西万博の万博貿易保険ですが、保険料が3分の1になる事や補償金の出所って結局は税金からの投入になるという事でしょうかね?
50年前に開催された大阪万博は、ちょうど日本の高度経済成長期にありました。その頃と違って万博による経済効果が果たしてあるのか?・・・多分、ない。
万博貿易保険に税金を投入するのであれば、それよりも国の支援が間もなく終了する電気・ガソリンなどの燃料費支援の継続、そして社会保険などを含む増税分に廻してほしいですね。