ヤフーニュースの掲載されていた記事でとても気になるものがありました。車を頻繁に運転する私にとっての気になるニュースです。

簡単にどういう記事かと言うと・・・

10年以上経過しているETC車載器が2022年12月から使えなくなるらしい!そして、2030年にはセキュリティの問題で使用不可のETC車載器が増えるらしい

この記事を読んだ時に真っ先にスマホと一緒だなぁと思いました。ただ、スマホの場合は、充電が持たなかったり新しい機種が欲しくなったりと利用者の個人的な理由で買い替えをするケースが多いと思いますが、ETC車載器は完全に販売側やその背景にいる人達の思惑が絡んでいるのだと思いました。


ETC車載器が高速道路利用者に本当に必要か?

現在、ETCで料金を支払っている人の割合は9割近くいるそうです。そして、将来的に全国にある高速料金所をETC専用にすることを国が検討しているという事です。

ETC車載器は、高速道路の利用者に本当に必要なのかと思っていましたが、現金支払いが出来ないとすればETC車載器は必ず車に装着しなくてはいけないですよね。

という事は、ETC車載器は間違いなく買わざるを得ない商品になります。

頻繁に高速道路を利用する人ならETC車載器を装着するのも別に問題はないと思いますが、年に数回しか利用しない人にとってはETC車載器わざわざ着けるのも何だかなぁと思ってしまいますね。

2007年以前のETC車載器は使えなくなる

ETC車載器が使えなくなるとして、国土交通省や高速道路会社が発表した内容というのが次の通りです。

「2007年以前の技術基準適合証明・工事設計認証(旧スプリアス認証)を受けて製造されたETC車載器が、2022年12月1日以降使用できなくなる。」

新車で購入してETC車載器を一緒に取り付けた場合は、2007年以前かどうかすぐに分かるかと思いますが、中古車にETC車載器が付属していた場合やETC車載器自体を中古で購入した場合など判別が難しいかと思います。

しかも19ケタあるETC車載器の管理番号や本体の識別番号からも判断が難しいと言います。なので、2007年以前の旧スプリアス認証された古いETC車載器なのかを判断するには、製造メーカーに直接問い合わせするしかないそうです。

ETC車載器の使用不可は認知度が低い

ETC車載器が使えなくなるらしいという事は、ヤフーのニュースで初めて知ったわけですが、私のようにまだまだこの事を知らない人が多いかと思います。

知らないまま高速道路の料金所で急停止してしまい後続車に追突されるなんて事があるかもしれません。2022年なんてもうすぐですし、認知度を上げるようにもっと大々的に告知して欲しいですね。

2030年には今のETC車載器も使えなくなる

そして、ここからが問題です!

とりあえず、現在、私が乗っている車は2014年に購入したので2007年前には該当しないので安心していたのですが、どうも安心している場合ではないらしい。

ETCシステムのセキュリティ規格を2030年に新しく導入する予定であり、そのためETC車載器の中には使用不可になるものもあると言います。

ETC車載器を新しいモノにするのはやはり車の買い替え時だけだと思うので。10年後、車を買い替える予定・・・どうだろ?

と言うか、勝手にシステム変えられたり10年で使用できなくなるETC車載器ってどうなのと思います。それなら駐車場のように料金所に精算機を作ればいいのにと思います。ETCカード専用の精算機です。

まぁこれは、ETC車載器の買い替えを推進させたい業界があるのだと思います。ナビのようにバージョンアップがないのもおかしいですよね。

そういえば、海外の高速道路ではICチップ方式を採用していてICチップが組み込まれているシールをフロントやヘッドライトに貼り付けているそうですよ。