最近、不倫離婚でスキャンダルに見舞われたDragon Ashの降谷建志ですが、パニック障害を発症して今月開催予定だったツアー5公演を延期すると報じられました。

当然ながら同情や心配の声はあまりみられず・・・。

好感度の高いMEGUMIとの離婚ですっかり女の敵になった感のある降谷建志ですが、パニック障害は現代のストレス社会において芸能人だけでなく一般人にもここ数年で非常に急増している病気だそうです。


パニック障害の芸能人は?

芸能界でもパニック障害を公表している芸能人がいます。ここでは、自らパニック障害ということをカミングアウトしている芸能人や著名人を挙げておきますね。

パニック障害の芸能人

星野源
Sexy Zoneの松島聡
キンプリの岩橋玄樹
KinKi Kidsの堂本剛
中川家の兄・剛
青木さやか
アン・ルイス
元おニャン子クラブの内海和子
長嶋一茂
IKKO
釈由美子

パニック障害は100人に1人が患う病気だと言われます。仕事柄を考えても芸能人には公表していないだけでもっとパニック障害に悩んでいるスターがいると思われます。

パニック障害になりやすい人とは?

一応、パニック障害の有病率というデータがあるらしいです。それによると全人口の約1%~3%がパニック障害を患っているとの事なので、この数値はかなり多いのではないでしょうか?

そして、パニック障害になりやすい人の特徴もあります。

パニック障害になる大きな原因は、過労やストレスなので現代社会で急増しているのも納得ですよね。過労やストレスが原因だとやはり仕事が忙しい人や家事や育児に大変なママ、借金や介護など精神的に追い詰められている方などパニック障害になりやすいです。

パニック障害の症状について

パニック障害の症状として代表的なのが、激しい動悸、息切れ、眩暈、立ち眩み、過呼吸、体の震え、発汗、吐き気などです。これはすべて突然あらわれる症状で、強い不安と恐怖からくるものです。

パニック障害が起きる場所としては、身動きができない場所が多いです。例えば、電車やバスや飛行機の中、映画館や渋滞中の高速道路などです。また、歯医者での治療中や美容院のシャンプー台などで発作が出てしまう人もいます。

私の友人は、東日本大震災で被災したことがきっかけで発症してしまいましたが、クルマの運転でトンネルに入ると強い恐怖感があると言います。

パニック障害の治療や克服法

パニック障害の治療ですが、基本は薬物療法です。この薬物療法によって扁桃体の過剰なる活性化を抑え込みます。とても有効な治療法なのでパニック障害の症状を軽くすることができるようです。

ある程度、発作の回数が少なくなってきたタイミングで暴露療法という治療法も取り入れます。この暴露療法というのは、不安や恐怖の元となった回避行動に自らチャレンジして少しずつ慣らしていく方法になります。

パニック障害は決して治らない病気ではありません。ただ、何もしないでいると慢性化してしまいます。正しい治療をすることで十分克服可能な病気なので、おかしいと思ったら早期に病院を訪れることをおすすめします。