宝塚歌劇団の宙組男役トップスターの芹香斗亜(せりかとあ)が、退団を発表しました。やっぱりな・・・という感想です。

同時就任した相手役の宙組娘役トップ・春乃さくらや宙組娘役さんの急死事件に関係があるかもしれないということで矢面に立っている宙組組長、そしてヘアアイロンの当事者とされる上級生の娘役も一緒に退団するのか注目されています。

芹香斗亜の退団に関して思う事を書いてみたいと思います。


芹香斗亜の退団について

昨日、宝塚歌劇団は芹香斗亜が次作の本公演「宝塚110年の恋のうた/Razzle Dazzle」をもって退団することを公式に発表しました。退団は、東京公演の千秋楽付けになるので、2025年4月27日になります。

宝塚の男役トップスターが退団する際は、必ず翌日あたりに記者会見を開きます。宙組は、昨年9月に娘役さんの痛ましい死があった組でしたので、どのような会見になるのかかなり注目が集まるかと思います。

芹香斗亜は2番手時代が長くてようやく2022年6月に宙組トップになりました。しかし、先述の通り娘役さんが急死した事によりトップお披露目公演は、開幕してからたったの2日で中止となりました。その1年後の2023年6月に特別公演として「Le Grand Escalier」が再開されました。

結局は、芹香斗亜のトップスターとしての公演は実質2作となりますね。

芹香斗亜の退団に関する感想

芹香斗亜は、星組や花組などを経由して長きに渡り2番手を経験してようやく男役トップスターになれたと思ったら早期退団に追い込まれることになりました。

宙組の娘役さんが急死した事件から批判が相次いだこともありこれ以上、トップでいる事は出来なかったのしょう。

芹香斗亜だけが悪いわけではないですしある意味、気の毒でもあります。組長も同罪であり責任を取るべきだし、また上手く(?)逃げ切った前トップスターや前組長も責任逃れをしていると感じます。

しかし、ここで芹香斗亜が退団(ほかの関係者も退団)することにより一新して宙組の体質改善を図り変革してほしい気持ちもあります。