またまた、新型コロナウイルスの話題なのですが・・・。

志村けんが新型コロナウイルスで死去するというショックなニュースが本日ありました。私が住んでいる県でも感染者が増えているようで身近に迫っているようで本当に怖いなと感じます。

新型コロナウイルスの事を調べているうちにBCG接種がこのウイルスに効果あるかもしれないというのを知りました。まだ、確定ではないのですが、オーストラリアの研究機関で臨床実験に入ったとの情報もあります。

もしBCG接種が新型コロナウイルスに効くのなら日本人の感染や死者数が少ないのも納得するものがありますね。そこで、今回はBCGとコロナウイルスの関係にスポットをあてたいと思います。


BCGの予防接種とは?

子供の頃、様々な予防接種をしたと思うのですが、BCG接種はどんなワクチンだったのか覚えている方はどの位いるでしょうか?

・・・多分、覚えている方が多いかと思います。

9つの針を正方形のハンコ状に2か所注射するアレです。

このBCGの予防接種は、結核を予防するためのワクチンです。1才になるまでに必ず1回注射します。

厚生労働省のホームページには次のような表記があります。

BCGワクチンは、1921年に初めて新生児に投与されました。以後、1924年には日本にも菌がもたらされ、わが国においても長い歴史があります。また、1965年には日本の菌(Tokyo 172 strain)からつくられたBCGワクチンがWHOの国際参照品に指定されています。

この結核のためのワクチンが意外なことに新型コロナウイルスにも効果を発揮するらしい?

BCGがコロナウイルスに効くのか臨床実験が始まる

オーストラリアのメルボルンにある小児医療研究所「マードック・チルドレンズ・リサーチ・インスティチュート」が、BCGワクチンが新型コロナウイルスに効果があるのか臨床実験に入ることを発表。

BCGワクチンは、結核を予防するために毎年1億3000万人にのぼる世界中の子供たちが接種しています。

BCGには、人間の免疫力を向上させる作用があるとの事です。また、様々な感染やバクテリアなどから守ってくれる作用も期待できるらしいです。

他にBCGの株にも注目が集まっていて、日本株や日本と同系統の株を使っているところほど重症者が少ないとの情報もあります。

BCGの予防接種の新型コロナウイルスの意外な関係性

BCGの予防接種が、新型コロナウイルスに効果があるのではないかと呼ばれる所以は、BCGの予防接種が義務化された国と義務化されていない国とでは発症者や重症者の数に大きな隔たりがあるからです。

ちなみに感染者数や重症者が多いアメリカやイタリアはBCG接種が義務化されていません。

又、日本でもBCG接種が本格的に義務化したのが1951年頃だと言われています。1951年というと、70才以下なんですよね。日本で重症化したり亡くなっている方は70才以上の高齢者なのでBCGの予防接種をしていない可能性が高いとの事でした。

その他、日本での新型コロナウイルスの発症者?死者?の約3割は外国籍の方達だという情報もあります。この事からもBCGの予防接種の有効性に期待してしまいますよね。