以前からとても気になっていた金融情報にクレカ積立があります。

クレカ積立なのでクレジットカードで積立していく事は何となく予想出来ますが、詳細が分からなかったので調べてみました。


クレカ積立とは?

クレカ積立とは、クレジットカードにより投資信託などの金融商品の積み立てを行うことを言います。

クレカ積立は、毎日・毎週・毎月など決まった頻度で投資ができるようになっており、投資信託のほか、株式やETFに対応しているものもあります。

クレカ積立のメリット

クレカ積立のメリットの一つは、取引の際の銀行引き落としの手間が省ける点にあります。また、積立額に応じてクレジットカードのポイントが獲得できるのも利点です。

ポイントは、積立時、つまり購入の際と保有のダブルでたまることが多いようです。たまったポイントは、ショッピングの際に利用するほか、さらなる投資も可能です。

NISAと組み合わせると節税とポイント両方のメリットを享受できます。

クレカ積立のデメリット

クレカ積立のデメリットは、購入のタイミングが決められていることです。

投資は、安く買って高く売るのが基本ですが、クレカ積立は毎日・毎週・毎月などタイミングが限定されているので、リスク分散にはなるものの、必ずしも有利な時に購入できない点がデメリットといえます。

SBI証券のクレカ積立

代表的なクレカ積立という事で、まず最初に取り上げたいのがSBI証券のクレカ積立です。

SBI証券のクレカ積立を利用できるクレジットカードは、三井住友カード・東急カード・高島屋カード・アプラスカードです。SBI証券が取り扱う投資信託すべてが対象です。

ポイント還元率はクレジットカードにより異なりますが、最低で0.1%、最高で3%になります。

毎月の積立金額は100円から50,000円の範囲で選択でき、口座を開設してクレジットカードの登録をし、毎月5日までに積立を申し込むと、翌月1日に買い付けされます。

期間を限定したキャンペーンなどは行っていませんが、保有する投資信託の残高により付与されるポイントが他の証券会社よりも高いのが特徴です。

楽天証券のクレカ積立

次に、楽天証券のクレカ積立の対象カードは、楽天カードです。

対象銘柄は、楽天証券が取り扱う積立可能な投資信託です。

ポイント還元率は購入銘柄によりことなり、0.2パーセントもしくは1パーセントとなっています。

毎月の積立金額は100円から50,000円の範囲で選択可能です。毎月12日までに積み立てたい投資信託を選んで申し込むと、翌月1日または8日から積み立てが開始されます。

楽天カードを持っていない方が新規入会して積み立てを始めると、5,000ポイントに加え、投信積立金額の1パーセントのポイントが還元されるキャンペーンが実施されています。

三井住友カードのクレカ積立

最後に、三井住友カードのクレカ積立ですが、SBI証券で扱う積立可能な投資信託が対象です。

三井住友カードが発行するクレジットカードのうち、銀聯カード、ビジネスカード、プリペイドカード、家族カード、ETCTカードなどを除くものでクレカ積立ができます。

ポイント還元率は0.5パーセントで、毎月Vポイントがたまる点がメリットです。積立金額は毎月100円から50,000円で、証券口座とカードを申し込み、毎月10日まで積立したい投資信託を選ぶと、翌月1日から積み立てを開始できます。

新規入会と利用を開始することで最大31,000円相当がプレゼントされるキャンペーンを2023年4月末まで実施しています。