先日のヤフーニュースで、トルコリラが史上最安値を更新したという記事を読みました。
FXをしている方なら知ってると思いますが、トルコリラと言えばスワップポイントです。
トルコリラは、高金利スワップとして有名でFX業者もめちゃくちゃ宣伝していました。それに、トルコリラのスワップ取引で利益を上げているというブログも人気があり私も実は数年前にロングでポジションを10万通貨ですが持っていた事があります。
あのまま保有していたらどんだけ損していたのか・・・。
その前にロスカットしているかなぁ?
やはり新興国の通貨は持つものではないですよね。
トルコリラは底値?取引するなら今でしょ?
外国為替 トルコリラ円の相場、1トルコリラ=15.05円(2020年5月9日時点)になっていました。
最安値を更新した5月7日は、14.59円です。
ここが底値かなぁと思わず買いポジションしたくなりますが、ここは我慢・・我慢・・・がまん・・・。
リーマンショックの時も最安値を更新したあと、ここが底値だとスワップ狙いで長期保有していたらその後も来るわ来るわの最安値で底値は一体どこ状態に。
リーマンショック時のトルコリラ円は、最安値で50円でした。それから上がることなく現在に至る。
リーマンの1年前までは100円とかもあったのに今は10円台ですよ。
一方、トルコリラ円のスワップポイントも旨味が全然なくて・・・。トルコリラが旨味がないので同じ新興国通貨の南アフリカランドやメキシコペソを保有している方も多いようです。
FX業者によっては、スワップポイントにかなり差がありますが、新興国の中でも最も高いスワップ金利と言われていたあのトルコリラの現状をみるとランドもペソも今後どうなるのか分からないですよね。
下手するとロングなのにマイナスのスワップポイントになる可能性も無きにしも非ずです。
トルコリラの見通しは暗い?
トルコリラの見通しですが、エルドアン大統領の独裁政権が続くと厳しいですよね。政策金利の利上げに反対したり米国との対立が続く限り見通しは暗いままだと思われます。
今、ユーロやポンドなども軒並み下落していますが、それらの通貨はコロナが落ち着けば持ち直しそうですが、新興国のトルコリラは難しそうです。
FX取引で仕込むなら今・・・と一瞬、思いましたが素人は手を出さない方がいいですよね。