フランスを代表する女優ジェーン・バーキンが76歳で亡くなりました。
亡くなるにはまだ若い年齢ですが、以前から心臓病を患っていて近年では娘のシャルロット・ゲンズブールが介護をしていたという話も伝えられていました。
ジェーン・バーキンといえば、世界的に有名なエルメスのバーキン由来の人物であり3度の結婚や娘たちに関してもここで紹介していきたいと思います。
ジェーン・バーキンのプロフィール
ジェーン・バーキンの簡単なプロフィールを紹介しておきます。
ジェーン・バーキンは、英国ロンドン出身で1946年12月に誕生しました。父は軍人で母は女優でした。
18歳の時に映画「ナック」という作品で脇役として女優デビューを果たしました。その時にスタッフとして音楽を担当していたジョン・バリーと電撃結婚します。結婚生活は長く続かず約4年程で離婚となってしまいました。
1968年にフランスに渡ったジェーン・バーキンは、のちにパートナーとなるセルジュ・ゲンズブールと出逢います。セルジュ・ゲンズブールとの関係は私生活だけでなく仕事上でもジェーン・バーキンの才能を大きく開花させていきます。
超話題作となった「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」は、音楽も映画も大ヒット。そのほかにも沢山の作品が軒並みヒットしました。また、ジェーン・バーキンはファッションモデルとしても活躍しました。
2001年には、大英帝国勲章を受章しています。
近年では、病気のため自宅療養していましたが、2023年7月16日にフランス・パリの自宅で亡くなりました。享年76歳でした。
ジェーン・バーキン 3度の結婚で3姉妹誕生
ジェーン・バーキンは、事実婚を含めると3度の結婚歴があります。そして3姉妹を産みますが、それぞれ父親が違います。
長女は、写真家となるケイト・バリーです。ジェーン・バーキンの最初の夫・ジョン・バリーとの間にできた娘です。残念ながらケイト・バリーは40代で母より早く亡くなっています。
次女は、女優としても有名なシャルロット・ゲンズブールです。セルジュ・ゲンズブールの娘です。幼い頃から活躍しているシャルロット・ゲンズブールは、私も好きな女優さんでした。
そして、三女がルー・ドワイヨンという娘です。ジェーン・バーキンの最後の夫・ジャック・ドワイヨンとの間にできた娘です。女優業の傍ら絵画などクリエイティブな才能を発揮して活躍中です。
ジェーン・バーキン エルメス「バーキン」の由来
ジェーン・バーキンといえば、何といってもフランスの高級ブランドであるエルメスの人気バッグシリーズとして知られる「バーキン」の名前の由来になったことで有名ですね。
バッグ「バーキン」の誕生秘話は、ジェーン・バーキンとエルメスの会長が偶然にも飛行機にて隣に座っていたことから始まります。
ジェーン・バーキンが、その時に持参していた藤のかごバッグにモノを沢山詰め込んでいるのをみたエルメス会長が、のちにジェーン・バーキンに何でも入れることのできるバッグをプレゼントしたそうです。それがのちに人気となるバッグ「バーキン」の始まりだったそうです。
ジェーン・バーキンと日本の関係
最後にこれだけは書いておかなくては・・・という事で紹介したいのが、ジェーン・バーキンは日本にとってとても良い人物であったという事です。
2011年の東日本大震災の際、多くの外国人が来日を避けていた中でジェーン・バーキンは震災からたった一か月で来日しました。その時に渋谷で募金活動をしたり震災のチャリティーコンサートを行ってくれたりしました。
東日本大震災のチャリティーコンサートは、世界各地で開催して支援を行ってくれたのです。以前から何度も来日してくれたりと日本と深い関わりのあった海外芸能人の一人ですよね。