昨日、宝塚歌劇団の星組トップ娘役である舞空瞳が退団発表しました。本日の退団会見では、相手役の男役トップスター・礼真琴に対する感謝を述べていて改めて振り返ると良いコンビだったと思います。

礼真琴とは入団成績トップ同士でお似合いの実力派コンビでした。本当に安定していて素晴らしい舞台をつくりあげていたと思います。

舞空瞳の退団や礼真琴とのトップコンビとしての舞台、そして後任となる星組の次期トップ娘役は誰になるのかを推測してみたいと思います。


舞空瞳の退団発表について

宝塚歌劇団は、星組トップ娘役の舞空瞳が、来年の12月1日の東京大劇場公演をもって退団することを発表しました。サヨナラ公演の題目は、「記憶にございません! Tiara Azul Destino (ティアラ・アスール ディスティーノ)」になります。

宝塚を退団しようと思ったのは昨年の10月だそうです。当時、福岡県の博多座で「ミーアンドマイガール」に出演していた際、憧れのサリー役をしたことでそろそろかなぁと思ったらしい。また、宝塚が110周年の節目という事で尚更、退団へと気持ちが向いていったとの事でした。

舞空瞳は、宝塚生活を振り返ってみると決して順調ではなかったと退団会見で話していました。首席入団からあっという間にトップ娘役就任で順調そのものでしたが、悩みもあったのでしょうね。彼女にとって花組から星組への組替えは大きな転機だったそうです。

舞空瞳 花組から組替えで星組へ

舞空瞳についても簡単にご紹介しておきます。

102期生の首席入団後、花組に配属になった舞空瞳は、愛くるしい可愛い容姿と歌、ダンス、芝居と3拍子揃った実力派娘役としてすぐに頭角を現しました。特にダンスの名手として人気を博しましたね。

その後、2019年4月に星組に組替えとなり礼真琴の相手役としてトップ娘役に就任しました。入団時にファンの間ではこの子は研3あたりでトップ娘役に早期就任するなぁというのが大体わかるのですが、舞空瞳もそのタイプでしたよね。

トップ娘役として8作品で退団となるので実力をみたらもっと長くても良いのに思います。しかし、このくらいの引き際が最も美しいと思ったりもして妥当な線かもしれませんね。

舞空瞳の後任 星組の次期トップ娘役は?

舞空瞳の退団フラグは、割とわかりやすかったかもしれませんね。特にミュージックサロンの題名が「Dream in a Dream~永遠の夢の中に~」で何となくサヨナラを連想させるものでしたので。

しかし、星組はずっと添い遂げ退団が続いていたので、礼真琴と舞空瞳は同時退団するものだと勝手に思っていました。でも劇団の状況が状況なので絶対に礼真琴だけは手放さないと思っていたので仮に礼さんが退団を申し込んでも引き留められた可能性高いですよね。休演もあったし。

礼真琴は、舞空瞳が退団後も続行して3作以上は続けそうな気がします。2番手の暁千星も準備万端ですがまだ若いですしね。その場合、相手役となる星組の新トップ娘役は誰になるのか?

組内で順当にいけば詩ちづる。礼真琴の歌唱力に合わせるとなると小桜ほのかもいます。ただ、トップ娘役になる確率が高い年度賞新人賞や初詣ポスターのモデルに選ばれた105期生の首席入団、音彩唯が組替えする可能性もあるなと思います。その時は詩ちづるとトレードになるのかなと思います。

宝塚は、2組のトップコンビの退団が続いていて、花組が永久輝せあと星空美咲、月組が鳳月杏と天紫珠李の新トップコンビに変わります。星組も舞空さんの退団でどう舞台が変わるのか見守りたいですね。