新型コロナウイルスの自粛ムードから一転、国内の緊急事態宣言が解かれたと同時に、街には人、人、人でした。自分も車で繁華街を通りましたが・・・。

北九州市ですでに新型コロナのクラスターと思われる第2波があり、ほぼ毎日感染者の発表がありました。東京アラートも発動されましたし、このまま油断をすると危ないですよね。

そんな中、主に海外ですが、免疫パスポートなるモノが発行されるのではないかと言われています。


免疫パスポートとは?

免疫パスポートとは、一体何なのか?

言葉通りですが、新型コロナウイルスに感染してすでに免疫がありますよと言う証明書です。

免疫が出来ているという事は仕事をしたり外出できるという事なので経済が落ち込む中でこのような人達に経済をまわして貰うという思惑があります。

世界の国々の中には、すでにデフォルトした国があります。経済が危機的状況なので、一刻も早く立ち直るには免疫パスポートの発行致し方ないのかもしれませんね。

海外の免疫パスポートの発行準備をしている国は、ドイツを始めとしたヨーロッパが多いです。イギリスは、証明書やリストバンドを発行して外出制限を解除していくそうです。さらにフランスはスポーツ観戦ができる免疫パスなどあります。

免疫パスポートは本当に必要?

免疫パスポートの発行ですが、賛否両論があるようですね。免疫パスポートは経済をまわす上でのメリットもありますが、それ以上に様々な問題点が指摘されているのです。

特にWHOが反対理由としている通り新型コロナが患った人がもう一度、感染するリスクがあるからです。抗体検査をして抗体が出来ていてもそれが100%証明できるものではなく絶対に二度とコロナに感染しないとは言い切れないのです。

しかも抗体検査は国によっては正確性に問題があるようだし・・・。ちなみに日本の抗体検査は、イムノクロマト法と呼ばれる簡単な検査です。

その他、いくら抗体が本当に出来ていてもその抗体の威力がいつまで続くか分からないですよね。

免疫パスポートの代用になるもの

免疫パスポートや抗体証明書は、イマイチ信用できるのかなぁという感じですが、「私は他人にウイルスを感染させない」という安心バッジのようなものがあればいいのになぁと思います。

免疫パスや抗体証明書は、一度、新型コロナに感染しないとダメなので・・・。

そんなモノはどう考えてもないですけどね。

そうするとやっぱり「マスク」と「私は気をつけてます」という意識行動(消毒、手洗い、距離を開ける)で示すしかないのかもしれません。